大阪府おすすめの歯周病の名医2人

中垣先生はこんなドクター

歯周病治療の「安易な歯石取りは危険」と警鐘を鳴らす

歯周病の治療として頻繁に行われている「歯石の除去」ですが、安易にやるべきではないと、中垣先生は言います。やり方を一歩間違えると、かえって口の中を傷つけ、その傷口から口の中の歯周病菌が血管内に侵入します。「菌血症」と呼ばれ、全身に波及すると全身の血管や臓器にダメージを与える可能性があります。まず先に口の中の歯周病菌を取り除き、清潔にして、炎症が治まってから歯石の除去をするべきだと、中垣先生は警鐘を鳴らしています。私たち患者が、ぜひ知っておくべき事実です。

顕微鏡レベル・遺伝子レベルの先進的な検査を実施

切らない、痛みに配慮した、安全、安心、効果的な治療を実践！歯周病治療の約9割は保険診療で対応しています。しかし、重度の歯周病＝レッドコンプレックスという極悪歯周病細菌に重度に感染している場合は、専門的な治療が必要だと中垣先生は指摘します。
保険診療では、目に見える原因、すなわち肉眼レベルでプラーク（歯垢）を取り除きます。歯周病は、目に見えない歯周病菌が引き起こす感染症です。
プラーク（歯垢）の細菌を位相差顕微鏡を用いて顕微鏡レベル、さらに遺伝子検査（リアルタイム検査）を用いて遺伝子レベルで、歯周病菌の感染の程度を診断をするべきだと言います。
そして、オゾンガスや機能水・マウスピース除菌など、さまざまな治療法を組み合わせて、安全に効果的に歯周病の根本改善を目指して診療されているそうです。多くの歯周病は手術をしなくても治るので歯ぐきを切開するフラップ手術の前に、できることがまだあります。

医科歯科連携治療を提供

新しい病因論では、バイオフィルム（口の中の細菌の塊）の病原性と、歯ぐきなどの歯周組織（歯の周りの組織）の抵抗力のバランスが崩れることが、歯周病の本当の原因だと言われています。そのため、中垣先生は口の中の健康状態だけでなく、体の免疫力を高めるとともに歯周組織の細胞環境の改善にも注力されています。中垣歯科医院に併設されている内科クリニックでは、西洋医学と東洋医学（漢方など）を融合した診療を提供しています。歯科治療だけでなく内科と連携することで、包括的な医療の提供を目指している歯科医院といえるでしょう。歯周病がなかなか改善されない方は中垣先生に相談してみてはいかがでしょうか。

主な資格・所属・学会

理事長･院長
歯学博士
中垣 直毅Naoki Nakagaki

• 日本歯周病学会認定歯周病認定医・専門医
• 国際歯周内科学研究会認定医
• 大阪歯科大学歯周病科 講師（非常勤）
• 米国インディアナ大学歯学部JIP-IU客員教授（歯周病学）
• 米国グアム大学　生医科学　特任教授
• 米国抗加齢医学会・専門医　American Academy of Anti-Ageing Medicine(A4M)
• 日本顎咬合学会（咬み合わせ）認定医

中垣先生の所属クリニック

中垣歯科医院