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歯周病

歯周病の進行度を知ろう!早期発見するポイントとは?

歯周病の進行度を知ろう!早期発見するポイントとは?

歯周病に進行度があることを知っていますか?

本記事では歯周病の進行度について以下の点を中心にご紹介します。

  • 歯周病の進行度とは?
  • 歯周病の進行度のセルフチェック
  • 歯周病の進行を抑えるために

歯周病の進行度について理解するためにもご参考いただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

そもそも歯周病とは?

歯周病には、歯肉炎と歯周炎と呼ばれる状態があります。以下で詳しく説明していきます。

歯肉炎

歯肉炎は、歯周病の初期段階で起こる炎症の一種です。この段階では、炎症が歯茎に限局し、歯茎が赤く腫れたり、触れると出血したりすることがあります。歯茎が腫れて盛り上がるため、歯肉溝が深くなり、歯肉ポケットと呼ばれる仮性ポケットが形成されます。歯肉炎は、歯の頸の部分に炎症が限られているため、早期に発見し、歯と歯茎周りのプラークを歯ブラシで一生懸命除去することが重要です。そして、適切なケアを行うことで、歯肉炎を改善し、健康な状態に戻すことが可能です。

歯周炎

歯周炎は、歯肉炎が進行して形成される歯周ポケットが原因で、歯根膜線維や歯槽骨が破壊され、歯が揺れる状態になります。歯周ポケットにプラークが蓄積され、炎症が慢性化すると、口臭や出血、膿の排出などの症状が出ます。慢性歯周炎は、軽度・中等度・重度に分けられます。急性症状としては、高度な腫れや強い痛みが現れることがあります。治療には、プラークの除去、口腔内の清掃、抗生物質の使用などがあります。定期的な歯科検診や適切な歯磨きなどの予防が大切です。

歯周病の進行度とは?

歯周病は、歯肉炎から始まり、歯肉溝にプラークがたまることで炎症が広がり、歯槽骨や歯根膜が破壊されていく病気です。歯周病の進行度は、歯肉炎、軽度歯周炎、中等度歯周炎、重度歯周炎の4段階に分けられます。歯肉炎は、歯肉溝にプラークがたまり、歯肉ポケットになった状態で、歯槽骨に影響はまだありません。軽度歯周炎では、歯肉の腫れが大きくなり、歯周ポケットが形成されます。中等度歯周炎では、歯槽骨が歯の根の長さの半分近くまで破壊され、歯がぐらつき始めます。歯周ポケットもさらに深くなっています。重度歯周炎では、歯槽骨が半分以上破壊され、歯がぐらぐらするようになります。歯周病の早期発見と適切な治療が重要であり、定期的な歯科検診や適切な歯磨きなどの予防対策が必要です。

歯周病の進行度による症状の違い

歯周病の進行度による症状について進行度別にご紹介していきます。

歯肉炎

歯肉炎は歯肉に軽い炎症が見られる状態のことですが、初期の段階で痛みがほとんどなく、気付かずに放置してしまうことが多いのが特徴です。

歯肉炎は症状が軽いため、自己判断で治療を遅らせてしまいがちですが、放置すると歯周炎に進行することがあります。

歯周炎初期

歯周炎初期は、歯を支える歯周組織に軽度の炎症が見られる状態です。歯肉が少し腫れ、触ると出血することもありますが、痛みを感じることは少ない場合があります。また、歯が浮いたように感じることや、歯肉がかゆく感じることもあります。歯垢が蓄積され、放置すると歯茎に炎症が起こり、2〜3mmの隙間が生じます​​。この段階で対処しなければ、炎症が進行して歯槽骨や歯根膜が破壊されることになり、歯周炎が進行してしまいます。歯周炎初期の段階では、定期的な歯科検診や歯磨きの改善、歯間ブラシやデンタルフロスの使用などで、歯周炎の進行を予防することが大切です。少しでも変化や症状があれば早めの受診をしていただくことが重要です。

歯周炎中程度

歯周炎が進行し、歯周組織により深刻な炎症が見られるようになると、出血や膿のような症状が現れ、歯肉が退縮して歯が長く見えるようになります。歯周ポケットの深さが4〜5mmに増え、排膿が見られることもあります。さらに、歯が動くようになることもあります。口臭も強くなり、歯垢や歯石が増えていきます。さらに、歯周組織が破壊され、歯が揺れ始める可能性もあります。歯周炎中程度では、歯周組織の再生が十分に行われなくなるため、歯周ポケットが深くなり、歯垢や歯石がたまりやすくなります。この状態が長期化すると、歯周炎が悪化し、重度の歯周炎になる可能性があります。

歯周炎重症

歯周炎が重症化すると、歯周ポケットの深さが6mm以上になり、歯肉がブヨブヨと腫れ上がり、出血や膿がでて激しい痛みを感じます。歯周ポケットの深さが6mm以上になります。歯肉からの出血や排膿が頻繁に見られ、歯が大きく動くようになります。口臭も更に強くなり、歯がグラグラとして食べ物を十分に噛めなくなり、最終的には歯が抜けてしまうことがあります。これは「歯槽膿漏」とも呼ばれます。歯周病は進行性の病気であり、重症化すると治療が困難になるため、歯肉からの出血や違和感を感じた場合には早めの受診が必要です。

歯周病の進行度による治療法の違い

歯周病の進行度による治療法の違いについて説明します。まず、基本治療は歯垢や歯石の除去、歯の根の面の滑択化、咬み合わせの調整などです。これにより、ポケットの深さが浅くなれば、メインテナンスに移行します。

しかし、一部ポケットの深さが改善されず、ポケット内で細菌が生息し、歯磨きで除去できない状態や、歯周病の進行が進んでしまった場合には、外科的な手術が必要です。ポケットの深さを減少させる手術や、再生療法が行われます。

歯周病は進行すると歯を失う原因となるため、歯垢や歯石のプラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニングなど、早期の治療が重要です。治療方法は病状に応じて適用されます。定期的な歯科検診やメインテナンスを行うことで、再発を予防できます。

歯周病の進行を抑えるための予防方法

ここでは、歯周病の進行を抑える予防方法をご紹介します。

正しい歯磨き

正しい歯磨きには、ブラシの毛先がプラークに確実にあたることが重要です。自己流の磨き方では、磨きたい所に毛先をあてられず、プラークを取り除けないことがあります。歯科医院で適切な磨き方の指導を受け、毛先を確実にあてましょう。動かし方は横や縦、円を描くなど、歯や歯肉を傷つけずにプラークを落とす方法で良いです。力を入れすぎず、毛束がまっすぐなまま歯面に当たる程度で、細かく動かすことがポイントです。1ヶ所につき10回〜20回ぐらい磨くと、プラークが取り除けます。1日に最低1度は、時間をかけてゆっくりと隅々の歯垢を取り除き、可能であれば、毎食後の歯磨きが理想です。特に、寝る前に丁寧にゆっくりと磨くことが効果的とされています。

禁煙

喫煙と歯周病は密接に関係しており、タバコの煙に含まれる数千もの有害物質が歯周病のリスクを高めています。喫煙者は歯周病にかかりやすく、症状が悪化しやすく、治療しても治りにくいと言われています。統計データによると、1日10本以上喫煙すると歯周病にかかる危険が5.4倍に、10年以上喫煙すると4.3倍に上昇します。禁煙は、口腔健康を維持するためにも必要不可欠です。

定期的な検診・クリーニング

歯周病は歯に付着した歯垢が原因で進行するため、歯周基本治療によって歯垢や歯石を取り除くことが必要です。しかし、喫煙や糖尿病などの要因も悪化の原因となるため、治療全体として原因を一つひとつ取り除く必要があります。歯周基本治療は、歯肉炎から重症の歯周病に至る患者さんに共通する治療で、プロフェッショナル・ケアとセルフ・ケアがセットになっています。また、歯周基本治療だけでは取り除けない場合は、歯周外科治療が必要です。治療後は定期的なメインテナンスと検査が必要で、治療と検査が繰り返されます。定期的な検診・クリーニングによって、歯周病の進行を食い止められます。

まとめ

ここまで歯周病の進行度についてお伝えしてきました。

歯周病の進行度の要点をまとめると以下の通りです。

  • 歯周病の進行度は、歯肉炎、歯周炎初期、歯周炎中程度、歯周炎重症の4種類に分けられる。
  • 歯肉炎は早期発見と丁寧な歯磨き方法でプラークを取り除くことが大切。
  • 歯周病が進行してしまった場合は、外科手術が必要なケースもある。

本記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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