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歯周病予防のための定期検診は何をするの?どんなメリットがあるの?

歯周病予防のための定期検診は何をするの?

歯周病になりたくはないけど、定期検診で何をするのかわからなくて不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本記事では歯周病の定期検診について以下の点を中心にご紹介します。

  • 歯周病の定期検診の内容
  • 歯周病菌の内定期検診
  • 定期検診を受けるメリット

歯周病の定期検診について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。 ぜひ最後までお読みください。

歯周病の定期検診の内容

歯周病の定期検診の内容

定期検診では歯茎の検査はどのように行われますか?
定期検診における歯茎の検査は、歯の健康を維持するための重要なプロセスの一部です。歯茎の検査では、歯科医師や歯科衛生士が歯茎の炎症の状態をチェックします。口臭がある場合、むし歯や歯周病の可能性があります。患者からのフィードバックも取り入れ、特定の痛みや気になる点があるかどうかを確認します。
次に、歯科衛生士は専用の器具を使用して、歯周ポケットの深さを測定します。歯周ポケットは、歯と歯茎の間の溝を指し、その深さは歯周病の進行度を示す指標となります。
さらに、歯茎の出血の有無や歯の動きを確認し、その結果を数値で記録します。この数値は、今後のケアの方針を決定するための基準となります。最後に、歯垢や歯石の状態、歯茎の炎症の有無、歯周ポケットの深さなど、患者の口腔内の状態について詳しく説明されます。
定期検診で行う歯垢の染め出しとは何ですか?
定期検診で行う「歯垢の染め出し」とは、磨き残しの歯垢の存在を明確に確認するための手法です。 具体的には、歯垢を染色する薬剤を歯に塗布し、歯垢が付着している部分やその色をチェックします。この染色により、歯垢がどの部分にどれだけ残っているのかが一目瞭然となり、患者さん自身も鏡を通して確認できます。特に、歯みがきでのケアが不十分な場合、染色された部分が多くなることがあります。
この結果をもとに、歯科衛生士は患者さんのセルフケアの方法や使用しているケア用具(例:歯ブラシ、フロス、歯間ブラシなど)についてのアドバイスや指導を行います。歯垢の染め出しは、日常の歯磨きや改善点を具体的に知るための手段となっています。
定期検診で歯のクリーニングや歯石取りは行いますか?
定期検診では、歯のクリーニングや歯石取りを行うことで、歯周病の再発を予防し、口内の健康を維持するためのメインテナンスが行われます。
歯科医院での専門的なクリーニングは「PMTC」と呼ばれ、磨きにくい場所や歯並びの悪い部分にある細菌を除去するために行われます。このクリーニングでは、プラスチック製のチップを主に使用し、場合によっては金属製や木製のチップも使用されます。チップは器具に取り付けられ、歯面を研磨します。その他の部分の清掃研磨には、ブラシやゴム製のチップが使用されます。
定期検診で最後にフッ素を塗布するのはなぜですか?
定期検診では、むし歯予防のためフッ素を塗布する場合があります。
フッ素塗布の主な働きとして、歯質の強化、歯の再石灰化の促進、およびむし歯菌の活動の抑制が挙げられます。
大人だけでなく、子どもや乳幼児にも推奨される予防方法であり、特に歯が生え始めたばかりの時期には、フッ素塗布が役立つとされています。このような理由から、定期検診の際にフッ素塗布が行われることがあります。

歯周病菌の内定期検診の頻度

歯周病菌の内定期検診の頻度

歯周病の定期検診の頻度はどれくらいですか?
定期検診において、歯の健康状態を維持するためには、一般的に3〜6ヶ月に1回の頻度での受診が推奨されています。この検診は、歯が痛い、歯茎が腫れるなどの具体的な症状が出る前に受けるもので、頻繁に受診する必要は基本的にはありません。しかし、これはあくまで一般的な目安であり、むし歯や歯周病のリスクが高い人は、より短い間隔での受診が推奨されています。
歯周病の定期検診は1年に1回じゃだめですか?
歯周病の定期検診について、1年に1回の受診だけでは、十分なケアとは言えません。繰り返しになりますが、一般的に、歯周病の予防や管理のためには、3〜6ヶ月に1回の頻度での受診が推奨されています。 歯周病は進行が早く、症状が出る前に進行することが多いため、早期発見と早期治療が非常に重要です。1年間の間に歯周病が進行してしまうと、治療が難しくなる場合もあります。 3〜6ヶ月ごとの定期検診により、歯医者は歯周病の初期段階や進行を早期にキャッチし、適切な治療やケアを提供できます。そのため、歯周病のリスクを低減するためには、短い間隔での定期検診が役立つとされています。

定期検診を受けることのメリット

定期検診を受けることのメリット

定期検診を受ければ歯周病やむし歯を早期発見できますか?
定期的な歯科検診を受けることには多くのメリットがあります。特に、むし歯や歯周病などの口腔内の問題を早期に発見できる点が大きな利点として挙げられます。 初期のむし歯や歯周病は自覚症状が少ないため、放置してしまうと進行してしまうリスクがあります。しかし、定期的な検診を受けることで、これらの問題を早期にキャッチし、早期治療を行うことが可能となります。 これにより、治療費を抑えられるだけでなく、天然の歯を長く健康に保てます。また、歯科衛生士が患者の口腔内環境をチェックし、適切なケアのアドバイスを行うことで、むし歯や歯周病のリスクをさらに低減できます。
定期検診で歯周病やむし歯のリスクを減らせますか?
定期検診を受けることは、歯周病やむし歯のリスクを大きく減少させる手段の1つです。定期検診では、歯科医師や歯科衛生士が口腔内の状態を詳しくチェックし、初期のむし歯や歯周病の兆候を早期に発見できます。 これにより、早期治療を行うことで、症状の進行を防ぐことが可能となります。また、定期検診では、歯のクリーニングや歯石の除去などのプロフェッショナルなケアを受けられ、これが歯周病やむし歯の予防に繋がります。
定期検診で天然歯を長く保てますか?
定期検診を受けることは、天然歯を長持ちさせるための重要なステップの1つです。定期検診では、歯科専門家が口腔内の健康状態を詳細に確認し、むし歯や歯周病などの初期の問題を早期に発見できます。これにより、早期の段階で適切な治療を受けることが可能となり、天然歯の健康を維持するためのサポートを受けられます。また、定期検診では、歯のクリーニングや歯石の除去などの専門的なケアを受けられ、これが天然歯の健康を保つための予防措置として役立ちます。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまで歯周病の定期検診についてお伝えしてきました。歯周病の定期検診の要点をまとめると以下の通りです。

  • 歯周病の定期検診は、歯科医師や歯科衛生士が歯茎の炎症の状態をチェックし、専用の器具を使用して歯周ポケットの深さを測定し、歯茎の出血の有無や歯の動きを確認して、その結果を数値で記録する
  • 歯周病菌の内定期検診の頻度は、一般的に3~6ヶ月に1回の頻度での受診が推奨されている
  • 定期検診は、歯周病やむし歯を早期発見でき、歯周病やむし歯のリスクを大きく減少させ、天然歯を長持ちさせるなどのメリットがある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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